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東北福島から名古屋へ初出店!良質な牛タンとがぶ飲みワインが楽しめる「まつ田屋」が住吉町に堂々オープン!


2012年1月4日、栄の路地裏である住吉町にオープンした「まつ田屋」。実は同店、東日本大震災の被災地である福島県から名古屋エリアへ移転してきた店。早いもので大震災からもうすぐ1年が経過しようとしている。震災が残した傷跡は大きくまだまだ復興までの道のりは長い。そんな状況から同店は福島を離れ、東北地方の郷土料理を少しでも多くの人に味わってもらいたいと名古屋へ進出してきたのだ。店は約1年という長い月日をかけてオープンさせただけあって、随所にこだわりが感じられる造りとなっている。ステンドグラスを思わせるカラフルなウィンドウやライト、様々な種類の木を組み合わせて作られたテーブルなどが印象的で、色に囲まれて食事をしていると明るく陽気にさせてくれるような温かみのある空間になっている。料理は東北仙台から仕入れる牛タンがメイン。名古屋といえば名古屋コーチンや手羽先といった鶏料理が代表的で、牛タンとはあまり馴染みがない。そんな名古屋であえて牛タンで勝負するのは、質の良い牛タンが安価で仕入れられるからだという。オススメはこれこそが厚切り!と言わんばかりに厚くカットされた厚切り牛タンあぶり塩焼き1~2人前(980円)だ。想像を超える厚さで噛みごたえがあり肉の味を存分に味わうことができる。また、仙台味噌で味付けされたじっくり牛タンシチュー(1,000円)や、牛タンカツレツ(650円)もおススメだ。そしてこれらの料理と一緒に味わうお酒にも注目したい。樽から直接出してがぶがぶ飲めるようにと準備されたワインは、グラス1杯450円、ボトル1本2,980円均一とお手頃な価格。グラスワインは日本酒のように升の中にグラスが置かれ、溢れんばかりになみなみと注がれる。牛タンに合うワインばかりが用意されているのでお酒がどんどん進んでしまう。「人と人」が一番大事!食事だけでなくリピーターが増えるようサービスでも満足してもらいたいと語る店長。震災後に感じた人と人との繋がりの大切さや温かさを、東北地方の味を広げると共に名古屋という新天地でどう振る舞っていくのか今後の動向を見守っていきたい。 

(取材=藤川)

店舗データ

店名 まつ田屋
住所 愛知県名古屋市中区栄3-8-116
アクセス 地下鉄東山線栄駅より徒歩5分
電話 052-265-6569
営業時間 17:00~翌1:00
定休日 日曜日
坪数客数 30坪40席
客単価 3,000円
運営会社 株式会社One&Only Matsuda Group
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