名古屋の超有名パティスリー「シェ・シバタ」が手掛けるレストランとして注目を集めているのが、「ラシエット・ドゥ・シバタ」だ。フレンチの巨匠のもとで腕を磨いた新料理長小松シェフを迎えたこちらのレストランは開店の昨年6月から、フレンチやイタリアンをベースにした完成度の高い料理が楽しめる店として定評が高い。超有名なパティシエである柴田氏が手掛けるスウィーツが並ぶケーキブティックも併設されており、シバタブランドを隅々まで満喫できることでも人気を呼んでいる フレンチレストランというとちょっとかしこまったイメージだが、マネージャーの高阪氏は「ヨーロッパのビストロのように、ワイワイと気軽に楽しんで欲しい」と語る。店のデザインにはフランスやイタリアの洒落た文化、ニューヨークのスタイリッシュさを取り込みながら、街路樹が見渡せるよう片面はガラス張りでオープンな雰囲気を演出。フレンチとイタリアンの美味しいところをギュッと凝縮したランチは¥1800~、オードブルからデザートまでシバタの味が存分に楽しめるコースは¥3800~と、超有名店だけに高級なイメージを持たれることも多い同店だが、価格はコストパフォーマンスを加味すると非常にリーズナブルである。 また、同店主催のイベントも精力的に行っており、ビジネス交流や各種パーティなど、さまざまな企画を発信している。「こんな時代ですから、店の方から面白い仕掛けを作って、お客様へ発信することも大切だと思います」と、高阪マネージャーは語る。いよいよ迫るクリスマスには、お昼時はクリスマス限定ランチ(2500円~)、ディナータイムにはキュイジニエ小松氏とパティシエ柴田氏が渾身の腕をふるったスペシャルなコース(9800円)を提供するという。他にも、フランスの公現祭である1月10日には、ガレット・デ・ロアとして、フランス式に大きなパイを食べながら新年を祝うというイベントを行うそう。料理の美味しさだけではなく、普段と違った特別な日をみんなで楽しみたいという人たちから、大きな注目を集めているようだ。
(取材=佐藤 江美)
店舗データ
店名 | Lassiette de shibata |
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住所 | 名古屋市東区東桜1-1-10 ブロッサ1F |
アクセス | 地下鉄名城線・東山線栄駅より直結 |
電話 | 052-957-5544 |
営業時間 | ランチ11:30~15:00(L.O.14:30)、ティータイム13:00~17:00(L.O.16:30)、ディナー17:30~23:00(L.O.21:30) |
定休日 | 不定休(12/31、1/1、1/5~1/8は休業) |
坪数客数 | カウンター6席、テーブル46席(個室の場合はルームチャージ有) |
客単価 | ランチ2500円、ディナー5500円 |
運営会社 | 株式会社オー・デリス・ドゥ・シバタ ラシエット・ドゥ・シバタ |
関連リンク | ラシエット・ドゥ・シバタ |