飲食店・レストランの“トレンド”を配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム東海」

Tweet

今回紹介するのは、尾張地方を中心にカフェやダイニングを運営する、有限会社サエキの人気店「カフェ＆ごはん くらくらplus　日進店」。同店は9月にオープンしたばかりで、同業態の春日井店に次ぐ2店舗目の新店だ。コンセプトは、食を通して喜びを創り出すこと。店舗名のくらくら （食楽蔵）にも由来しているように、食事をする場である店＝蔵が、どんな客でもどんなシーンでも楽しんでもらえる場であるよう、最大40名まで収容可能な大型個室をはじめ、テーブル席やボックス席、座敷など様々なタイプのシートを用意し、使い勝手の良い空間を造り出している。また、キッズルームまでも完備しているので、子連れでも安心して利用することができる。そして、ジャンルにとらわれない幅広い料理を提供することで、選ぶ喜びや、味わう喜びなど、食を通して“喜び”が提供できるようなメニュー構成をとっており、定食のような和食から、ハンバーグといった洋食や、居酒屋のようなおつまみ等、ファミリーレストランのように幅広い料理が楽しめる。とにかくシーンやニーズを選ばない使い勝手が良い店になっているので、宴会で利用しても、ファミリーで食事へ行っても、子連れのママ同士でのカフェとしての利用でも、シーンに合わせて客の都合の良いように店を利用することができるが大きな特徴だ。料理のオススメは、ランチタイムに味わえる限定30食のくらくらランチ（1,270円）。月ごとに替わる約10品のお膳立てで、納得のボリュームが自慢のスペシャルランチ。他にも、男性が喜ぶ丼もの(890円)や、女性に嬉しいおばんざい系のヘルシーメニュー(830円)も充実しており、ランチタイムは様々な世代の客でオープン前から賑わいをみせるという。さらに、5ヶ月頃の子供から食べられる離乳食も用意されているので、子を持つ母親層にも嬉しいサービスが充実している。同店は、どんなシーンやニーズでも安心して食事を楽しむことができる。他の飲食店と違って、柱となる商品を立てて勝負するのではなく、とにかく幅広いメニューと使い勝手の良さで客を楽しませることに重点を置いている。今後も必要とされる地域があれば、どんどん出店したいと意気込むオーナー。多くの人に喜ばれる店づくりというのは、客のニーズを細やかにキャッチし店づくりに反映することが重要。そんな店づくりをしている同店だからこそ造りだせる“喜び”で、今後もどう客を満足させていくのかしっかり見守り続けたい。 

店舗データ