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 名古屋を中心に5店舗を展開する「焼肉工房やきや」は、肉好き社長の左近氏が「名古屋に自分が行きたい焼肉屋を創る！」とオープンさせた自慢の焼肉店だ。コンセプトは、焼肉を通じて“楽しく”“ワクワク”する店だ。店に集う全ての人に笑顔になって欲しいと、店で提供する肉はとことんこだわって仕入れ、美味しい肉を食べてもらうことはもちろんのこと、心地よい空間づくりや、店で働くスタッフのもてなしの心までも追及し、店に関わる全ての人、モノで「わくわくする食の瞬間」を創り出している。まず注目したいのは、肉へのこだわりだ。「高い肉は美味しくて当たり前！多くの人が口にするリーズナブルな肉で勝負できるよう、390円で日本一美味しい肉が出せるようにしています！」と語る社長の目利きで、産地やブランドにこだわるのではなく、しっかりモノを見て判断し、390円でどれだけ旨いかにこだわり仕入れをしているのだという。また、肉に合わせるタレは、オープン前の1年間、毎昼・夜と焼肉を食べ歩いてタレの研究をし、地域によって旨い基準が違うけれど、自分が旨いと思うタレ、そして食べ飽きないタレに焦点を置き、現在のタレを完成させたという。オススメはもちろん、「やきやカルビ・ロース（各390円）」だ。安いだけでなく値段をはるかに超える美味しさで、客の舌を唸らせてくれる一品だ。さらに「牛の３種盛り（990円）」もオススメしたい。同店の定番カルビ・ロースに中落ちカルビが加わり、どれを食べようか迷ったらまずこれを注文すれば間違いない。また、熱狂的なファンの間では「幻のけむり焼き（390円）」が人気。こちらは、一頭から獲れる量が少なく数量限定のレア商品となっている。サイドメニューでは「やきや特製辛味うどん（690円）」がオススメ。注文すると目の前で石焼にスープを入れて仕上げるパフォーマンスも楽しめ、お肉を楽しんだ後の〆として是非味わって欲しい。最後にデザートは「ブラボーバナナ（390円）」が人気。バナナをまるごと七輪で焼き、冷たいアイスと一緒に味わうという一風変わった一品だ。社長の言う「自分の行きたい焼肉屋」とは、旨い肉がリーズナブルに、そして心地良い空間で楽しめる店。単に空腹を満たす食を提供する店でなく、そこに集う全ての人が笑顔になれる「食の瞬間」が提供できる店だ。同店に足を運べばお腹も心も満たされる。そんな風に客を満足させられる店を将来的に100店舗作りたいと意気込む左近氏。今後もこの勢いで“楽しく”そして“ワクワク”する店で、名古屋の街を活気づけてくれるだろう。 

店舗データ