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今年6月にオープンした「CHEERS BAR FLAGS」。店内に入ると床一面に落花生の殻。映画で出てくるアメリカンバーさながらの雰囲気だ。 そして、出迎えてくれるのはチアガールの女のコたち。お酒を飲みながら、チアガールたちとスポーツ観戦ができる、まさに新感覚スポーツバーが「CHEERS BAR FLAGS」の正体！   地下鉄、JR、名鉄の総合駅である大曽根駅から、徒歩1分という好立地にある同店のビルは1階から5階まで、全てのフロアに飲食店が入っている総合飲食店ビル。 仕事帰りのサラリーマンや学生など20～50代の客が訪れ、地元チームである中日ドラゴンズやグランパスを応援する姿が目立つ。 仲間内で命一杯応援したいという客には、15人収容の個室も用意されており、好評だという。   バーと言えばカクテルなどアルコールメインのイメージだが、ここFLAGSはフードメニューも充実しているのが特徴。代表的なアメリカの家庭料理マカロニ＆チーズ（680円）をはじめ、約60種が用意されているが、中でも注目したいのはメニュー表に女のコマークがついている料理。 例えば、ハンバーグステーキ（780円）であればスポーツ観戦に夢中な客の代わりに、チアガールが切り分け、皿に盛りつけてくれる。シーザーサラダ（880円）では、野菜とドレッシングをテーブルで混ぜ合わせ皿に取り分けてくれる。 そんな女のコのちょっとしたパフォーマンスも楽しみの一つになっているようで、チアメニューは約10種。スポーツ観戦に全力を投じたいという客にも、チアガールとのちょっとしたコミュニケーションを楽しみたい客にも好評なサービスのようだ。   また、同店は70名は入るという大箱でTVモニターも設置してあり、駅から徒歩1分という好立地からパーティーや、結婚式の二次会の貸し切り利用も多いとのこと。   前述したように総合駅から徒歩1分という好立地とはいえ、同店は4階という空中階。しかし全店舗店長の交流が活発なため、お互いがお互いの店を紹介し合い、共存共栄しているという。自分の店だけが繁盛すれば良いという考えではなく、ビル全体に人が集まってくるようお互いが協力し合い、刺激し合うまさに現在の飲食店ビルのあるべき姿と言えるだろう。   今年は中日ドラゴンズ、グランパス共に好調！「CHEERS BAR FLAGS」もこの波に乗り、客に応援され愛される店になることを期待したい。  

（取材＝伏屋みかこ）

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