今回紹介する店は、創業幕末1864年の「ぎふ水琴亭」。
岐阜県出身の実業家であり茶人でもある「原三渓」をはじめ、多くの文化人が集った老舗料亭で、現在は食事での利用はもちろん、婚礼などの行事でも利用できる。
創業当時からの、江戸・明治・大正・昭和・平成と、時代ごとに新たな文化が生まれ華やかな宴を繰り返し広げられてきた歴史ある空間は、現代建築では味わえない趣のある空間になっている。敷地内に広がる日本庭園には四季折々の草木が花を咲かせ、緑に囲まれた情緒あふれる空間で食事が楽しめるのが同店の魅力のひとつ。
料理は、四季折々の旬の食材を取り入れた日本料理と銘酒が楽しめる。日本料理の基本や伝統に忠実でありながら新しい食材や現代的な技法をバランスよく取り入れた感性豊かな料理は、フォトジェニックなものばかり。昼は、ミニ懐石コースが3,000円、本格懐石コース4,500円、ひつまぶし膳4,000円の3コースが用意されている。夜は、4,500円のリーズナブルなコースをはじめ、15,000円の贅沢なコースと全4コースが用意されている。どのコースも五感を刺激するコースになっている。
婚礼のプランはすべて二人と組み立てるオリジナルプランのみを提供。人前式、神前式、仏前式から選択でき、料理も12,000円・15,000円・18,000円の3コースから希望に合わせて、内容を組み立てていくスタイル。二人の大切な一日だからこそ、希望に沿った一日を一緒にプロデュースしてくれるから、一生に一度の特別な日も安心して迎えることができる。
150年以上も続く歴史ある同店には、当時から親しまれ続ける“愛される空間”と“サービス”がある。訪れる人が魅了される空間には、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気があり、ゆったりとした時間がながれる。食事で利用しても、婚礼での利用でも、客に寄り添った料理とサービスで五感のすべてを満たしてくれる。そんな同店だからこそ今日まで厳しい状況を生き抜いてこれたのだろう。時代変わっても愛され続けるのは、創業当時からブレない真のサービスを提供しているからに違いない。幕末から受け継がれる古き良き時代の空間と料理を、是非味わいに行ってほしいものだ。
店舗データ
店名 | ぎふ水琴亭(ぎふすいきんてい) |
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住所 | 岐阜県岐阜市米屋町27-2 |
アクセス | 名鉄各務原線 名鉄岐阜駅より車で10分 JR岐阜駅より車で約15分 |
電話 | 058-262-0023 |
営業時間 | ラ ン チ:11:30~14:30 (L.O.13:30)、ディナー:17:00~22:00 (L.O.22:00) |
定休日 | 不定休 |
坪数客数 | 45席 |
客単価 | ランチ/4000円、ディナー/8000円 |
オープン日 | 1864年 |
関連リンク | HP |