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今回紹介する店は、昨年10月31日に錦にオープンした「飲み喰い処 ろく 名古屋錦本店」。同店は、豊田を中心に「長崎五島ろく丈」や「長崎五島ろく丈 ～花れ～ 椿」などの数店舗を手掛ける「ろくグループ」の新店で、都市中心部への出店は同店が初となる。同店の特徴は、刺身だけはどこにも負けない自信あり！という絶対の自信を持って出す魚で、長崎五島や北海道からの独自ルートから毎日直送し、採れたてで鮮度抜群の魚が味わえること。また、店内には水槽も完備しており、活きた車エビ・サザエ・アワビなど、下ろしたて・切りたての一番美味しい状態の海の幸を存分に堪能できるのが最大の魅力だ。オススメはもちろん、同店自慢の魚料理を代表する刺身の盛り合わせで、ろく盛り（2～3名／2,138円）は、とにかく美味しく新鮮な刺身が味わえ、海の幸を十分に堪能できる当店一押しメニュー。そして嬉しいことに、オーダーした客全員が同じように同じ種類の刺身が食べられるよう、人数に合わせて刺身の種類や数量を変えて対応してくれる嬉しいサービスもある。他にも、これでもかと言わんばかりに盛られた寿司、いくらのこれでもか（950円）も贅沢にいくらを堪能できる豪華な一品も是非味わって欲しい。一品料理では、卵7個分を使って作る、出し巻き玉子（中／432円、大／626円）をオススメしたい。焼いた玉子は丁寧に手で巻き、7個分も卵を使っているだけあって食べ応えもあり、早い段階で売り切れてしまう程の人気料理だ。さらに、宴会コースにはどれも“満腹保障”が付いており、万が一お腹が満腹にならなかった場合でも追加でメニューを出してくれる、なんとも嬉しいサービスも魅力として挙げられる。客の満足度や満腹度にこだわり、コースの内容も「鍋の代わりに何か別のものを…」といった客の要望にもできる範囲で柔軟に対応してくれ、ビールなどベーシックなアルコールの他に、21銘柄の焼酎までもが飲み放題で楽しむことができ、食べる・飲むの両面から内容にこだわり、客に満腹になってもらい、満足してもらえる充実したコースとなっている。今後の展望は？と聞くと、「まず料理があり、付加価値として接客があるというのが一般的な飲食店だが、うちは“スタッフの接客があり次に刺身がある。刺身が付加価値だ”」と語る店長。同様に魚が旨い店ができても、ここで働くスタッフ、人が店の売りとなり、そこに勝る店を今後も作っていきたいと意気込む同店が、錦という新天地で目玉商品である魚同様の“生きのよさ”でどう客を満足させていくのか、今後も注目し続けたい。 

店舗データ