今回注目する店は、2013年7月1日に錦2丁目にオープンしたばかりの「ワイン食堂NICO(にこ)」。同店は、覚王山で人気のイタリアンレストラン「デルフィーナ」の系列店で、カジュアルにワインとスペイン料理をはじめ、イタリア、フランス、ジャマイカといった各国の料理が楽しめるワイン食堂だ。ワイン食堂だけあって、世界各国のワインを約100種取り揃えており、ヨーロッパ各国のワインはもちろん、タイやベトナムといった、少しワインのイメージとはかけ離れた国のワインまで楽しむことができる。どのワインもソムリエが味の分析をして厳選したものばかりで、グラスは¥380から、ボトルだと安いものは¥1,800から楽しめ、客に嬉しい価格設定になっている。他にも、ワインだけでなく好きなお酒を好みに合わせて飲めるように、ビールや焼酎といったお酒も豊富に揃っているのも嬉しい。料理は、ワインのつまみになるようなスペイン料理を代表するタパスをはじめ、イタリア、フランス、ジャマイカ、ドイツといった世界各国の料理が楽しめる。タパスは1皿380円から用意しており、鉄板料理やピザ、パスタといった料理も豊富で、とにかくお酒に合う料理が楽しめるのが特徴。オススメは、サーロインの鉄板ステーキ(¥1,880)。130gとボリュームがあり、赤ワインに良く合う一品で、ワイン片手に贅沢にお肉を楽しむ客も多いそう。他にも、ムール貝の白ワイン蒸しバジリコ風味(¥1,380)。こちらもボリュームがあり、貝を蒸した汁までも楽しめるように工夫された贅沢な一品だ。また、ジャマイカ料理であるピリ辛スパイスの特製チキン(¥880)もオススメしたい。レゲエを聞き、炭火で焼きながら食べる料理で、食べていると陽気にお酒が益々進んでしまいそうな一品で、これまたワインをより一層美味しくしてくれる一品となっている。“ワイン片手につまみを食べながらワイワイ楽しめる”が同店のコンセプトであるよう、海外の酒場のようにここで働くスタッフも、食事に来た客も、にこにこ笑顔が飛び交う活気溢れる同店。店内にはソファ席が用意されており、女子会などでも十分使えるスペースもある。さらに女子会のみで利用できるリーズナブルなコースも豊富で、サラリーマンからOLと幅広い客層で楽しめるカジュアルワイン食堂だ。昨年だけで48件ものバル業態がオープンした名古屋近郊。そんな激戦業態のひとつとして、今後どう客の足を集め生き残っていくのか、期待の高まる新店舗だ。
店舗データ
店名 | ワイン食堂 NICO(にこ) |
---|---|
住所 | 名古屋市中区錦2丁目5-12 パシフィックスクエア名古屋錦1階 |
アクセス | 地下鉄東山線栄駅徒歩10分 |
電話 | 052-203-1234 |
営業時間 | ランチ/11:30~14:30[LO.14:00](月~金)、12:00~14:30[LO.14:00](土)、ディナー/17:00~24:00(フードLO.23:00、ドリンクLO.23:30)※日曜は変更あり |
定休日 | 年中無休 |
坪数客数 | 全85席 |
客単価 | 2,800 |
関連リンク | HOT PEPPER |