今回紹介する店は、名古屋市天白区に2月にオープンしたパン屋Le Sixieme Sens(ル シズィエム サンス)だ。同店は、パン職人を夢見ていたオーナーが、パンの専門学校を卒業後、他店で経験と実践を積み、念願であった自身の店をオープンさせたそう。
店名のLe Sixieme Sens(ル シズィエム サンス)はフランス語で”第六感”という意味があり、第六感という新しい感覚で、同店のパンを通じて、今までにない感動を味わって欲しいという願いを込めて付けられたそう。そんな同店は、天白区の原に位置し、フランスを思わせる鮮やかなブルーの店構えが目印。ウッディ調でスタイリッシュな店内に入るとショーケースにキレイに並べられたパンが目に入り食欲をそそる。
オススメは、フリュイ フロマージュ(290円)。ブルーベリー・クランベリー・くるみ入りの生地の中にクリームチーズを巻きつけたパンで、甘酸っぱいフルーツとくるみの食感が楽しめる同店人気の一品だ。そして、定番のクロワッサン(160円)やミルククリーム(160円)も、同店のNO.3に入る程の人気商品だから是非味わってもらいたい。クロワッサンは、発酵バターを使っており、外はザックリ、中はしっとりとした食感に焼き上げられたオーナーオススメの商品で、パン好きを唸らす自慢の一品だ。そして、ミルクベースの生地に自家製練乳を加えて焼き上げるミルククリームも人気で、どの商品も、オーナーこだわりの小麦粉やバターで作られ、口に入れた時の食感を考慮して、パンの味だけでなく、見た目や大きさにもこだわって作っているそう。季節ごとの食材を使った商品も豊富で、今なら夏限定商品もショーケースに並んでいる。九条ネギをバケットにのせて焼き上げた葱のタルティーヌといった、他では見られない斬新で目新しいパンも並んでいるので、そちらも是非チェックして欲しい。
現在は、オーナーが一つずつ丁寧に作っているから、ショーケースに並ぶパンは40種程だそう。都心から離れた場所にあるこぢんまりとしたパン屋だが、オーナーのパンにかける情熱は、遠方からのパン好きを呼び寄せるほどのもの。28歳の若きオーナーが手掛けるパンは、これからも多くの客にパンの新しい楽しみ方を教えてくれそうな、そんな予感のする、今後が楽しみなお店だ。
店舗データ
店名 | Le Sixieme Sens(ル シズィエム サンス) |
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住所 | 愛知県名古屋市天白区中平2-509 |
アクセス | 地下鉄鶴舞線原駅より徒歩約7分 |
電話 | 052-807-506 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 月曜・火曜 |
客単価 | ~1,000円 |
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