2013年1月、名古屋駅から徒歩3分というアクセス良好の場所に、“まぐろ”と“とうふ”にこだわった「豆家別邸 しびかま」がオープンした。同店は、名古屋を中心に和食ダイニングなど、7店舗を展開する有限会社gengeが運営する新店舗だ。“とうふ”料理の他に“まぐろ”にこだわった店をオープンさせたのは、本当のまぐろの美味しさを伝えたい。そして、南鮪の美味しさを知ってもらいたいという思いがあったからだそう。そんな鮪は、静岡に本拠地を置く日本を代表する八洲水産から、良質なものを仕入れている。経度10℃以下の冷たい海で獲れた南鮪は、取り込まれると鮮度を保つため、5分以内に処理される。もちろん仕入れた鮪は、同店でも-60°を保つ専用の冷凍庫で保管されるから、最高の状態で客の元まで届けることができる。一番のオススメはしゃぶしゃぶ懐石(¥5,000・¥7,000・¥10,000)だ。金額によって内容は違うが、前菜の盛り合わせ、汲み上げ豆腐、お造り、しびしゃぶ等がコースになっている。冷たい海で獲れた鮪だから身の締まりが良く脂が良くのっているのが特徴で、かつおと浅利の出汁に贅沢にしゃぶしゃぶして味わえる。また、しび陶板焼き会席(¥4,000・¥5,000・¥10,000)や鮪の希少な部位、鮪カマ、ホホ肉、ホルモンなども是非味わって欲しい。今回の新店はこれまでと違い、普段使いがなかなかできそうにない高級店だ。でも、特別な日や、本当に美味しいものを食べたい日に行けば、必ず満足させてくれる店だ。“まぐろ”という新しい領域で、どう客を虜にしていくのか、今後の動向が楽しみだ。
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2013.03.04