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今回紹介するのは、名古屋を代表するビジネス街、丸の内にオープンした焼き鳥店だ。同店の特徴は、働くスタッフ全員が女性だということ。焼き鳥店というと男性色が強いイメージだが、同店はスタッフ全員が女性で、そんな女性が焼く繊細な焼き鳥ときめ細やかなサービスが魅力だ。オーナーが自身の店をオープンしたのは、昨年11月のこと。何店か飲食店で経験を積んだ後、最終的に名古屋で人気のある焼き鳥店きんぼしに就職し、焼き鳥と出会い、そこで数年修行をした後、昨年11月に念願の店をオープンさせた。店舗名は、犬好きオーナー自らが飼っている2匹の犬、笑太と風味から一文字ずつ取り“笑風や”と名付けた。ビジネス街の中にある隠れ家的な同店は、正直あまり立地が良い方じゃないが、犬をイメージさせる愛らしい布看板を目指して歩けば同店に辿りつけるだろう。オススメは、看板メニューでもある笑焼き（￥150）と風焼き（￥200）。笑焼きは、タマゴの産めなくなったメスの親鶏を使用した焼き鳥で、地鶏のような味わいとコリコリした食感が特徴。風焼きは、三河鶏の若鶏を仕入れ、中でも味・食感のいいモモ肉使用しているそう。どちらも味・食感にこだわった同店のイチオシ商品になっているので、この二つを食べ比べて、味や食感の違いを是非楽しんで欲しい。サイドメニューやアルコールにも注目したい。焼き物と合わせてオススメしたいのは煮物。3～4日で内容を変えて出している煮物は、￥380～というリーズナブルな価格で提供している。そしてアルコール類は、「料理に合う酒」ではなく、「料理とケンカしない酒」を選んで置いているから、どれも飲み口が良く鶏と相性抜群のものばかりだ。「美味しいものを食べたいと思う人が集まってくれれば良い」と語るオーナー。今後は客の好みもメニューに反映させながら店づくりをしていきたいそう。女性が焼く繊細な焼き鳥とサービスでこのエリアをどう活気づけてくれるか、今後も注目したい。 

店舗データ