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名古屋から新しいスタイルのおにぎりが登場!人にあげたくなるおにぎり屋「onicoRo」がオープン


 名古屋駅から徒歩5分の場所に新しいタイプのテイクアウトのおにぎり屋が登場した。オープンするまではスイーツショップができると間違われていた店舗デザイン。明るくオープンでふっと立ち寄りやすい印象だ。店内に入ってもまるでスイーツショップの様なオシャレで優しいイメージはそのまま。だが中央にある大きなショーケースに並ぶのはおにぎりだ。 日本人の誰もが慣れ親しんだお米を使って名古屋初、名古屋発の新しい食べ物を表現したいとオーナーの宮本氏が考案した。テーマは「人にあげたくなるスイーツのようなおにぎり」。一年がかりの試行錯誤を経て、ようやく完成した渾身のおにぎりだ。 おにぎりは2タイプ。一番メインのおにぎりは「デコおにぎり」(280円)と名付けられた色鮮やかなおにぎり。「だし茶めし」「桜えびごはん」「サフランバターライス」「炊き込みご飯」など味付きご飯を丸く成形した上にいくらや穴子などの具材をトッピングし、製菓用ラップでくるまれている。見た目が華やかなデコおにぎりはおもたせとして好まれる。いくつも並べるとまるでスイーツのようだ。もう一つは「ベジおにぎり」(130円)。こちらは野菜をメインの具材としたおにぎり。普段から食べるおにぎりと同じだが、季節の野菜をふんだんに取り入れられているので満足度の高い食べごたえだ。もちろんどちらのおにぎりをいつ食べてもいいのだが、デコおにぎりは特別な時に、ベジおにぎりは普段からと使い分けて食べてもらえたらと宮本氏からの提案だ。 店内にあるおにぎりはすべて手作り。オーナーが毎日、市場で食材を仕入れている。その日の仕入れでおにぎりの内容が入れ替わる。体に優しい、安心で安全なおにぎりを作るために、既成の惣菜などは使わず店内で作れるものはすべて店内で作っているとのこと。またおにぎりに欠かせないお米は愛知県産のコシヒカリ、瀬戸内海の粗塩とこだわって選びぬいた素材を使用している。 客層はやはり女性中心。ランチタイムや会社帰りのOLや、買い物帰りの親子連れなどが多いそう。事前に大量注文をしてホームパーティの差し入れに持って行く人も増えているのだとか。また名古屋駅周辺ならデリバリーもしてくれるので気軽に問い合わせてみよう。 今後は旬の野菜や食材を中心に新しいおにぎりを考案していきたいと熱く語る宮本氏。また今後はデリバリーの範囲を広げていく予定。ますます「デコおにぎり」「ベジおにぎり」が身近な存在になるに違いない。日本人のソウルフードのお米を使った新しいフードが名古屋からどこまで躍進するのか見守り続けたい。

(取材=中村京子)

店舗データ

店名 onicoRo
住所 名古屋市中村区名駅3-18-22
アクセス ユニモール10番出口から徒歩3分
電話 052-571-7560
営業時間 11:30~19:30
定休日 不定休
坪数客数 10坪(テイクアウトのみ)
客単価 500円
関連リンク onicoRo公式サイトはコチラ

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