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謎めくメーフラワービルに一際目立つモモ色看板が目印!11月25日 住吉にラーメン居酒屋「ももまる」オープン!


名古屋の住吉界隈は、今やラーメン激戦区。一風堂や一蘭、天下一品など有名店をはじめとする数々のラーメン店があり、深夜には行列ができるほどの繁盛ぶり。 そんな住吉エリアに新しく狼煙を上げたのが、株式会社じんまる(代表取締役 石丸敦雄氏)のラーメン居酒屋「ももまる」だ。   ラーメン居酒屋という聞き慣れない業態に首を傾げる人も多いだろう。しかし、思い返せば「居酒屋だけど、ここのラーメンは旨い」という店がある。それを前面に押し出したのが同店なのだ。   居酒屋がつくるラーメンと侮るなかれ、スープや麺はまさにこだわり抜いた味。豚骨・鶏ガラ・野菜を10時間以上煮込んでつくられた濃厚スープがベースのラーメンは、醤油・味噌・台湾の三種。 味噌ラーメン(880円/ハーフ540円)は、オリジナルの味噌ダレが太ちぢれ麺と絡み、名古屋人にはたまらない味に仕上がっている。ショウガがそえられ、さっぱり感もあるのが特徴だ。全てハーフサイズがあるため、ひと通りの料理を楽しんだ後食べられるのも嬉しい。 また同店のおススメでもあるリング焼き(490円)は、山芋をふんだんに使用し“ふせふわ”酒のつまみにも最適だ。他にも、八宝菜(890円)マーボー豆腐(790円)ももまる餃子(490円)などがあり、食事を目的に訪れる客も少なくないという。   同店は住吉に古くからあるメーフラワービル内。昭和を感じる薄暗さ、なんとも怪しげな雰囲気を醸し出している路地裏に続く入り口には、これまたラーメンとはイメージし難いピンクのももまる看板が照らされている。 ラーメン?ピンク?ももまる?…。結びつかない店づくりの秘密は、店長のモモちゃんにあり、自身が店のコンセプトになっているのだ。 まだ?が頭を駆け巡っていると思うが、気になる人は店を訪れモモちゃんとの会話を楽しみ、?をひも解いて欲しい。   テーブル席と、一人でも気軽に立ち寄れるカウンター席があり、キッチンも入れて8坪というこじんまりとした同店。 先月紹介した駅西にある「豚コック」や、「てつまる」「銑(ずく)」など8店舗を経営する株式会社じんまるが何故、このようなミニマムな店をオープンしたのかを務取締役 仁科裕一氏に聞くと「同社が最初に出した店は、ももまるに似た小さな店でした。当時、社長と僕が毎晩店に立ち、お客様一人ひとりを大切に思うことで少しずつ常連さんが増えていきました。そういった想いもあり、永くお客様に愛される店、常連さんを大切にする店、それにはこれくらいのサイズがちょうど良いと考えたのです。今でも当時の常連さんが同社の店に来てくれていますよ」とのこと。   確かに最近では、出来ては潰れるの繰り返しが多い飲食業界。 味や店の雰囲気など、足を運べば運ぶほど客の驚きは少なくなるだろう。そして、客が“飽きる”のか、“慣れ親しむ”のか、その差が大きく勝敗を分けることになる。同店は果たして“慣れ親しむ”店として客に愛され、ファンを増やすことができるのか見守りたい。  

(取材=伏屋みかこ)

店舗データ

店名 リング焼き・拉麺 ももまる
住所 名古屋市中区栄3-10-15 メーフラワービル1F
アクセス 地下鉄栄駅丸栄出口徒歩3分
電話 052-241-4005
営業時間 18:00~翌4:00ラストオーダー翌3:30(夜12時以降入店可)
定休日 無休
坪数客数 8坪・20席
客単価 2000円
運営会社 株式会社じんまる
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