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中国に本社を持ち、中国、インド、オーストラリアなどで777店舗を展開する小尾羊ジャパン（東京都豊島区、代表取締役：王 明琳氏）が5月、日本で13店舗目、東海圏では初となる「小尾羊名古屋駅前店」をオープンした。薬膳スープで食べるしゃぶしゃぶをメイン料理とし、さまざまなコースが楽しめる店として人気を呼んでいる。 コースには「食べ放題コース」（2980円）、「小尾羊コース」（4980円）「美肌コース」（3980円）などがあり、高級そうなイメージのある薬膳にしては、どれも比較的安価な価格設定だ。大型チェーンの強みである食材の一括管理により、この価格が実現しているという。また、各種中国酒やモンゴル酒などをはじめ本場の酒のラインナップも豊富で、日本人のみならず本国の人たちの来店も増えているという。 がん予防、ダイエット、美容などに効果があると言われる薬膳は、健康意識の高まっている現代人のアンテナにどうアプローチしていくのか。食を通じて健康や美容を伝えていきたいと願う「小尾羊」の、今後の動きに注目だ。

（取材＝佐藤 江美）

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