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今年8月21日、東区泉に手打ちそばが自慢のそば居酒屋「手打ちそば 大石」がオープンした。同店は、静岡のホテルや東京の蕎麦屋、和食店で修行をつんだ店主が、いつか自分の店を持ちたいと思い修行を続け、結婚を期に名古屋に来たことをきっかけにオープンさせたそば居酒屋だ。そば居酒屋というと少し誤解を招いてしまうかもしれないが、同店は店主が毎朝お店でうった自慢のそばが自慢の店だが、ランチ営業だけでなくディナー時も営業しており、夜には、地酒や焼酎といったお酒とともに、天ぷらやおつまみといったおばんざい料理も楽しむことができる。ランチはもちろん一般的な蕎麦屋にあるような定食やメニューだが、夜はちょっとした和食とお酒を、締めにそばを嗜むといった楽しみ方ができるのが同店の魅力だ。オススメは、もちろん蕎麦が自慢なので盛りそば（700円）。店主がその日にうった新鮮な蕎麦が味わえるので、ランチでもディナーでも外して欲しくない一品だ。関東風のしっかりとした出汁とのどごしが特徴の蕎麦で、ディナー時には、お酒を飲んだ後の締めのラーメンを同店の蕎麦に変えても負けないくらい定番になりそうな自慢の蕎麦だ。他にも、静岡出身の店主が作る黒はんぺん（850円）やトマト（600円）が入った一風変わったおでんがオススメで、この地方では見られないおでんの具材が楽しめる。他にも、和食店でしっかり修行を積んだ店主が作る丁寧な味の肉じゃがなど、家庭とは違ったしっかりしたおばんざい料理もお酒と一緒に楽しんでもらいたい。店内は木目調のデザインが印象的な落ち着いた雰囲気の造りで、カウンターが3席、テーブルが5個、半個室的な部屋も用意されている。女性でも入りやすいように蕎麦屋っぽくし過ぎない様に気づかった店内だから、女子会などでも十分利用できる空間になっている。予約をすれば、会席料理も値段に合わせて対応してもらえるので、宴会などでの利用もＯＫだ。美味しい蕎麦屋を探すのはなかなか容易なことではない。ただ、同店では美味しい蕎麦に加えておばんざい等の丁寧な料理をお酒と共に味わうことができる。蕎麦屋で一杯！なんていう新しい定番がここからどう浸透していくのか、今後の動向が楽しみだ。 

店舗データ