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作りたてのフレッシュチーズを、いつもの街角で!牧場×飲食業が提携した新たなビジネスモデルの飲食店「Milks(ミルクス)-FRESH CHEESE & WINE」に注目!


今回紹介する店は、2015年10月13日にオープンした、Milks(ミルクス)-FRESH CHEESE & WINE。同店は、株式会社フードリンクと合同会社酪が、“作りたてのフレッシュチーズを、いつもの街角で”をコンセプトにオープンした新しい形の飲食店だ。

新しい形というのは、飲食サービス業で8店舗を展開する株式会社フードリンクと、生乳の生産現場である酪牧場が直接提携で実現した、新たな6次産業(※1)のモデルケース店舗で、搾りたての生乳を牛舎すぐ近くの工房でフレッシュチーズに加工し即店舗に発送。そして、こだわりのワインとイタリア料理、フレッシュチーズを店舗で提供するという新しいスタイル。店内の工房でも牧場から提供されるホエー(チーズを作る際にできる副産物)を使用して、リコッタチーズやマスカルポーネチーズなども手作りしており、これまで酪農業が盛んな地域でしか食べられなかった“本当に新鮮な”作りたてフレッシュチーズを、毎日のランチや仕事帰りに、いつもの街角でワインと一緒に楽しめる店となっている。

オススメは、フレッシュモッツァレラとトマトのサラダ仕立て(950円)。圧倒的なみずみずしさと、驚くほどのやわらかさが特徴で、ミルクの良いところを凝縮した、やさしい味わいのチーズ。他には、ランチでは、本日のデリランチ(1,000円)やテイクアウトランチボックスなどが用意されており、ランチでもディナーでも、ももちろん新鮮なフレッシュチーズを使用した料理が楽しめる。また、料理に合うこだわりのワインも多数用意されているので、バル感覚で気軽にワインとフレッシュチーズが楽しめるのも同店の魅力だ。

酪農業が盛んな地域でしか食べることができなかった“フレッシュチーズ”。そんな貴重なチーズが街中で楽しめ購入できることで、生乳の価値を再発見してもらい、TPPや後継者問題など酪農業を取り巻く一次産業の現場にも目を向けてもらえればとスタートした同店。酪農業や飲食業といった業界の垣根を越えた取り組みが、消費者をより身近に、そして、産業を活性化させるひとつのきっかけになることは間違いない。新たなビジネスモデルが仕掛ける取り組みに今後も目が離せない。

※1…六次産業(ろくじさんぎょう)とは、農業や水産業などの第一次産業が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表す、農業経済学者の今村奈良臣が提唱した造語。

店舗データ

店名 Milks(ミルクス)-FRESH CHEESE & WINE)
住所 〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-14-23 HP錦橋ビル1F
アクセス 名古屋市営東山線 伏見駅より徒歩8分、
名古屋市営桜通線 国際センター駅より徒歩3分
電話 052-212-9071
営業時間 [月~土曜・祝]11:00~24:00 
定休日 日曜日
坪数客数 22席(店内14、テラス8)
客単価 ランチ1,000~1,500円 ディナー約3,500円
運営会社 株式会社フードリンクと合同会社酪
関連リンク HP

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