今回紹介する店は、今年8月に那古野にオープンした「漁港直送鮮魚 テツコの魚屋(テツコのぎょや)」だ。那古野というと、名古屋駅と国際センター駅の両駅からのアクセスが良好で、多くの飲食店で賑わう地域。そんな那古野にオープンした同店は、尾張旭の「鮨 kappou 喰人」、栄にある「おばんざいとお蕎麦 粋玄」に続く3号店だ。店名の“魚屋”は“さかなや”と読んでしまいそうだが、なんともユニークなことに“ぎょや”と読み、某有名TV番組とオーナーの名前を文字り、インパクトがあって忘れられない名前の「テツコの “ぎょや” 魚屋」としたそう。そして、そんな気になる同店の特徴は、沼津港や豊浜港から直送された鮮魚を味わうことができること。寿司屋や割烹料理店などで修業を積んだ一流料理人の板さんが、鮮魚を使った料理をはじめ、旬の野菜を使ったおばんざいなど、丁寧な料理を振る舞ってくれる。オススメはもちろん鮮魚!日替わりだから毎日その日一番の鮮魚が楽しめ、金目鯛のこぶじめ等、とにかく種類も豊富。この鮮魚は盛り合わせ(2人前~)¥680と価格も財布に優しく、安価で美味しいものが食べられるのも同店の特徴だ。他には、旬の野菜を豊富に使ったおばんざい料理。1品¥300~とこちらもリーズナブルで、お酒を楽しみたい客が酒のアテにちょこちょこ食べられるような価格設定になっている。そして、南部鉄器で食べる季節の南部鉄器ごはん¥1,200もオススメしたい。店名のテツつながりから鉄器で味わうごはんは、熱伝導もよくお米をより美味しく食べることができ、さらに、不足しがちな鉄分も一緒に摂取できるというのだ。他にも魚屋にはそぐわないが、名古屋を代表する調味料である味噌を使った、味噌スペアリブ¥980円も人気だ。魚屋だけど肉類のメニューも用意されているから、魚嫌いの仲間とも安心して同店で食事を楽しむことができる。「同店が厳選した日本酒と料理を味わって欲しい!」と語るオーナー。お酒と鮮魚とおばんざいとどこにでもありそうな響きだか、同店では間違いなく旨い魚と酒が楽しめる。名駅という飲食店の激戦区で、客をどう満足させ繁盛店として生き残っていくのか、今後の動向も注目したい。
店舗データ
店名 | 漁港直送鮮魚 テツコの魚屋(ぎょや) |
---|---|
住所 | 愛知県名古屋市西区那古野2-17-12 リエス那古野1F |
アクセス | JR 名古屋駅 徒歩8分 地下鉄桜通線 国際センター駅 徒歩5分 |
電話 | 052-485-4970 |
営業時間 | ランチ/11:30~14:30、ディナー/17:00~23:00 |
定休日 | 日曜日 |
坪数客数 | 坪数25坪、全42席 |
客単価 | 3,000円 |
関連リンク | 食べログ |